まず、どんなに良い事でもメリットとデメリットの相反することが同居していることを知っておこう。むしろ、安く売って儲かるには、デメリットの方が多いと思う読者が、たくさんいるはずです。だからほとんどの企業は、こぞってオンリーワン商品や、ユニーク商品の開発に躍起になっているのが現状です。では、粗利の低い安い価格のものを売るのと、粗利を多くとって価格の高い商品を売るのと、どちらが有利か、または不利かを一表にして、下記に見える化してみよう。
粗利が少なく売価の「安い商品」と
粗利が多く売価の「高い商品」を8項目で販売度合いに関しての比較表
上表を分析すると5ツのポイントがわかる。
①安い売価で成功するコツは「利は元にあり」をベースにした仕組みづくり、つまり在庫のおき方等の在庫と配送管理がキッチリ実考できるかどうかで決まる。
②高い売価で成功するコツは、ヒット商品が出るかどうかで決まる。
③安い商品を売るメリットは、売上が早くつくれ、又、出荷数も多いということです。
④高い商品を売るメリットは、粗利が多く高級感があり、イメージがよいということです。
⑤これを見ると、安い商品は現実的な面が多く、高い商品は感覚的、将来的な面が多いということです。 |